症例ブログ

2015年4月 8日 水曜日

八重歯について

今日は八重歯についてのコラムを書いていこうと思います。

日本において八重歯はチャームポイントとして捉えられてきたと思いますが、年々、八重歯を矯正治療したいという人が増えてきていると感じます。それは、八重歯だったアイドルや女優さんがキレイな歯並びにされることで審美的な価値観の変化が起こってきたということもありますが、八重歯を放っておくことが歯の健康にあまりよくないということが認知されてきたことも考えられます。

この八重歯を放っておいた場合の大きな弊害は、歯磨きのしづらさではないでしょうか。歯が重なっているため、歯の根本部分までブラシを当てることが出来ません。そのため食べかすが詰まりやすく、虫歯や歯周病につながる可能性が通常の歯列の場合に比べて格段に上がってしまいます。また、磨き残しから口臭の問題につながってしまう場合もあります。
子供(中学生や高校生)の場合だと部活動などでの衝突によるケガのリスクが出てくることもあるでしょう。

ではこの八重歯はどうして本来の歯列から飛び出してしまうかというと、顎と歯の大きさのアンバランスに起因します。乳歯列期から永久歯列期になった際に、歯に対して顎が小さく、歯の並ぶスペースがきっちりと出来なかった場合に多く起こります。特に犬歯は他の歯と比べて生えてくる順番が後になりますので、犬歯が八重歯になることが多いのです。


子供の場合は八重歯だけでなく、スペースを確保することで抜歯の可能性を下げることが出来ます。永久歯列期に入る少し前くらいに一度診断をされてみてはいかがでしょうか?

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2015年2月16日 月曜日

不正咬合(歯並び)の種類

不正咬合には、審美的な不正咬合、つまり見た目に関係してくる不正咬合と、生活に支障をきたすことがある機能的不正咬合と2種類あります。
今日は矯正治療を受けられる多くの方が気にする審美的な観点の不正咬合の種類についてご紹介します。


① 上顎前突(じょうがくぜんとつ)
一般的にいうと出っ歯のことです。上の前歯が極端に出ている状態のことを指します。日本人に多く見られる不正咬合の一つです。審美的な悩みをお持ちの方が多い歯並びですが、前歯で食べ物を咬み切れなかったり、口が閉じられず口呼吸になるなど機能的な問題も大きい咬み合わせです。

② 反対咬合(はんたいこうごう)
反対咬合は受け口のことを指します。下の歯列が上の歯列よりも前に出ている状態です。下の歯列だけが前に出ている場合もあれば、下顎の骨ごと前に出ている場合もあります。上顎前突同様、状態がひどくなると機能的にも不都合が出てきて、発音がうまくできないなど様々な弊害があります。

③ 叢生(そうせい)
叢生は凸凹の状態を指します。八重歯や乱ぐい歯のことです。顎が小さく、歯が綺麗に並ぶスペースがない場合などに多く見られます。笑った時の見た目の印象を気にされる方が多い歯並びです。食べ物が詰まりやすい上にハミガキがしにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高い咬み合わせです。

④ 中離開(せいちゅうりかい)
これはあまり馴染みがない言葉かもしれません。正中というのは一番前の2本の歯の間の線のことを指します。正中離開ということは、その一番前歯に大きな隙間が出来ていることを指します。これも笑った時の見た目の印象を気にされる方の多い歯並びです。


色々な種類の不正咬合がありますが、そのいくつかが合わさっている場合がほとんどです。奥歯などは鏡を使っても見にくいため、ご自身でお口の状態を把握することは難しいと思います。ご不安やご心配のある方は、矯正専門医に一度ご相談されることをお勧め致します。


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2015年2月 4日 水曜日

ブラックトライアングルとは?

今日のテーマは「ブラックトライアングル」です。ブラックトライアングルと言うのは、歯と歯の間に三角形の隙間が出来るものを言います。特に大人の矯正患者さんで多く見られます。せっかく矯正治療を終えたのに、このブラックトライアングルが出来てしまったという話を耳にすることがあります。


実はブラックトライアングルというのは、矯正治療をした結果、悪い影響が出て三角形の隙間が出来るというものではありません。大人に多いと書きましたが、年齢を重ねるとともに歯茎が退縮していくことが最大の原因になります。歯並びが凸凹であったり、隙間があったりすると、退縮した歯茎は目立ちませんが、いざ綺麗に歯が並ぶとそれが目立ってしまうというものです。歳を重ねたり、歯周病にかかることで歯茎が退縮し、更にブラックトライアングルが目立つこともあります。


このブラックトライアングル自体は健康上特に問題ということはありません。同時に残念ながら自然に治るということもありません。どうしても気になるという場合は、歯と歯のぶつかっている部分を削ることで隙間を埋めることは出来ますが、上の歯と下の歯のバランスがズレてしまうリスクは否定できません。


ブラックトライアングルにならないためには、日々のブラッシングを丁寧にすることで可能性を下げることにはつながります。歯茎の状態を健康に保つためにも大切なポイントです。また、分かり易い凸凹、受け口、出っ歯の改善など、歯並びを綺麗にするということだけでなく、歯茎の状態なども考慮に入れて矯正専門医に相談して矯正治療を始めることが大切かと思います。

当院では、歯周病認定歯科医とともに歯の健康と見た目の両方をサポートさせて頂きます。

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2015年1月28日 水曜日

歯科矯正に関する意識調査について

今日は歯科矯正に関して、インターネット調査会社が行ったアンケートレポートを見つけたので、少しコメントしてみようと思います。


この調査は約5年前に男女20歳から69歳までの方、500名ほどを対象にした調査結果で、中々面白いものが見えてきました。


■「歯科矯正の経験の有無」
全体:矯正経験あり...10.2% 矯正経験なし...89.8%
男性:矯正経験あり...8.4%  矯正経験なし...91.6%
女性:矯正経験あり...12.2  矯正経験なし...87.8%

どうでしょう?約10人に1人の方が過去に歯科矯正の治療を受けているようです。男性よりも若干女性の方が矯正治療の経験が多いというデータも出ています。最近は男性でも矯正装置を付けている人を品川近辺でも見かけるようになりました。もも矯正歯科の患者さんの中にも営業のお仕事をされている方など、人と接するお仕事をされている方が矯正治療に来られたりします。しかし少し女性の方が美意識が高いのかもしれませんね。

■「子供に矯正治療を受けさせた経験の有無」
全体:子供矯正経験あり...19.5%  子供矯正経験なし...80.5%
男性:子供矯正経験あり...20.4%  子供矯正経験なし...79.6%
女性:子供矯正経験あり...18.5%  子供矯正経験なし...81.5%

子供さんの矯正治療について聞いてみると、ご自身の矯正治療経験よりも数字が大きくなりました。10人におおよそ2人と大人の矯正治療経験の倍になります。


このギャップは時代の変化にも関係してきているのかもしれません。現在お子様がいらっしゃる世代の方が若い頃は、矯正装置も金属のものが主流でした。リンガル矯正(裏側矯正・舌側矯正)もほぼなく、「見えない矯正」というものも認知されてきたのは最近ではないでしょうか?

更にインターネットの浸透により、様々な情報が広がり、咬み合わせに関して見た目だけの問題ではなく、健康全体への影響を考える人も増えてきている気がします。更にご自身や、子供さんの歯の状態に関しての情報も知ることが出来てきています。中には「叢生が気になるんですけど...」「受け口を治したい」といった問い合わせが出てきている位です。一昔前までは「凸凹が気になる」「しゃくれを治したい」といった感じでした。


今回のリサーチ結果を見て、矯正治療に対する意識が少しずつ上がってきていることを嬉しく思います。矯正治療をされる患者さんが増え、一人でも多くの方の笑顔につながることを願ってやみません。

投稿者 もも矯正歯科 | 記事URL

2015年1月22日 木曜日

子供の矯正のメリット

歯並びを考える際に、矯正治療を開始する年齢をご心配される患者さんは多いのではないでしょうか?子供さんの矯正に関するお問い合わせの中で多く受けることがあります。

最近ではネットに様々な情報が載っているため、「小児矯正=非抜歯矯正」というイメージが強くなってきている気がします。

今回書くコラムは、子供の矯正のメリットについてです。中でも特に気になる非抜歯について書いてみようと思います。


「何歳から矯正したらよいか?」という質問に対しては明確なものはございません。それは患者さんの成長具合、あるいは歯並び、上下の顎の位置関係(出っ歯、受け口)など様々な要因から診断をする必要があるからです。

では、なぜネットに多くの小児矯正が非抜歯で出来るとうたっているのかについてみていきましょう。そもそも抜歯が必要になる場合というのは、顎が小さく歯が綺麗に並ぶスペースがない場合に起こります。歯が凸凹になっているのも並ぶスペースがない場合に起こります。子供の内に矯正治療をするという場合、この顎の成長を促す矯正装置などを使用し、歯が綺麗に並ぶスペースを作りながら矯正治療を行うことが出来ます。子供の骨の成長と言うのはびっくりするほど早く、結果的に非抜歯で矯正治療を終えることが出来る可能性が大人の矯正よりも高くなります。


しかし考えなくてはならないことは、矯正治療を受けなくても永久歯に生え替わるなかで、自然に綺麗に並ぶ場合もあるということです。例えばすきっ歯などの患者さんが、放っておいて大人になったら並んでいたということは多々あります。その為子供の内に矯正治療をすることが必ずしも正解とも言えないのが正直なところです。歯根(歯の歯茎に埋まっている根っこの部分)の状態や並び方、角度などや顎の大きさなど色々調べたうえで子供のうちに矯正を開始するかしないかを判断するのが一番お勧め出来ることかと思います。

もも矯正歯科へセカンドオピニオンを求めてこられる方も増えてきました。一概に子供の内にすぐ矯正治療を開始するのではなく、正確な診断の中で患者さまと一緒にスタートするタイミングを考えていければと思います。

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